手続に必要な戸籍収集の依頼

Q:鳥取県米子市在住の者です。亡くなった父の戸籍を集めなければならないのですが、本籍地を何度も移転していたようで、米子市だけでは集まりませんでした。代わりに集めていただくことはできますか?

A:可能です。但し、実費(戸籍発行手数料・郵便代など)は依頼者様のご負担となります。


<コメント>
相続関係にもよりますが、戸籍の収集が大変な事例は珍しくありません。

現在、日本人の個人情報には「住所」と「本籍」という情報があります。
住所は住民票の所在地のことで、市町村ごとに住民票が作成されます。
本籍は本籍を置いている場所のことで、市町村ごとに戸籍が作成されます。
住所と本籍は一致している必要がなく、また、住民票を異動したとしても本籍が連動して変更される仕組みにはなっていませんので、現在お住まいの地域と本籍地が離れている、ということは珍しくありません。

それにもかかわらず、住民票や戸籍はその市町村でしか取得できませんので、遠方に手続をとる必要が生じてしまうのです。

また、個人情報ということもありますし、戸籍の仕組み自体も一般的に知られていないので、「せっかく取得したのにこれだけでは足りないと言われた」「窓口であなたには取得できないと言われた」といったようなご相談も多いです。


また、戸籍等の取得を依頼される際に、費用のご質問をお受けします。

全部でどんな戸籍がどれくらい取得する必要があるのかは、個々のケースにより様々ですので、調査する前に具体的にいくらとお答えするのは難しいです。

その代わり、以下のような費用を目安にしていただいたらよいと思います。

(実費)
1.戸籍等の発行手数料
市町村の発行手数料は、現在の戸籍(戸籍)ですと1通450円、古い戸籍(除籍・改製原戸籍)ですと1通750円となっています。
※各市町村のウェブサイトでご確認ください。

2.郵便代

3.小為替発行手数料 1通100円


(手数料)
当事務所で取得代行する場合は、実費のほか、取得手数料として、証明書類1通につき2000円頂戴しております。

  • 戸籍等の通数について(被相続人○通+相続人○通=○通)
    • 被相続人(亡くなった方)については、出生から死亡までのものを準備する必要がありますが、一般的な事例で、3~5通程度になります。
      転籍などが繰り返されて通数が増えることもあります。
    • 相続人の戸籍については、現在のものだけで足りますので、費用節約のためご自身で取得してもらうことが多いです。


相続登記・遺産承継などの手続相談と一緒にご相談される方が多いです。
詳しくは、ご相談の際にお尋ねください。