離婚した親の相続人になった場合

Q:父には浪費癖があり、それが原因で両親が離婚し、私は母親に引き取られて育ちました。この度、父が亡くなったとの連絡を受けました。自分はいままで父とは疎遠で、父の財産の状況など知りませんし、なにも受け取っていません。
もし借金があれば、自分が借金を負担しなければならないのでしょうか?

A:そのまま放っておくと、相続人として借金を負担しなければならなくなってしまいます。できる限りの資料から相続財産を調査し、相続放棄をするのかどうか検討されるのがよいと思います。相続放棄を選択される場合には、期間や条件がありますので、くれぐれも素人判断は避け、専門家にご相談ください。

<コメント>
相続は人の死亡により当然に発生します。
相続が発生すると、亡くなった方の権利も義務も一切が相続人に降りかかってきます。
親が離婚をしていても、親子関係はなくなりませんので、子である以上、第1順位の相続人となります。
これは、生前に疎遠であっても変わりませんし、たとえ口頭で「絶縁だ!」と言っていたとしても、なんら影響を受けるものではありません。

ある日突然相続人だと知らされ、すぐに適切に対応できる方は少ないと思います。
明らかに借金の請求書がたくさん届いているような場合であれば、すぐにでも相続放棄をする気になるかもしれません。
しかし、どちらとも言えない場合であったり、故人に対するいろいろな想いや社会的・道義的な責任を感じ、自分がきちんとしなければならないと感じる方もおられると思います。
だからといって、相続財産を調査しようとしても、何から手をつけたら良いのかわからないと思います。

そのような方は司法書士にご相談ください。
丁寧にお話を伺い、ご自身が本当にどうしたいのかを一緒に考えながら手続選択をし、お手伝いできる部分は適切なサポートをしたいと考えています。

お気軽にご相談ください。