遺産調査(預貯金)

Q:父の遺産の分配方法について相続人で話合いたいのですが、父は生前、付き合いでいろいろな金融機関に口座をもっていたようで、何通も通帳が見つかりました。
現在の残額をきちんと把握したいのですが、調査を依頼することはできますか?

A:鳥取県西部(米子市近辺)にある金融機関であれば、取引の有無や履歴等について照会のご依頼をお受けしております。
相続人の一人からでもご依頼いただけます。

<コメント>
相続が開始すると、いつかは相続人で相続分の話合い(遺産分割協議)を行う必要があるのですが、客観的な資料に基づかないまま話をすすめると、誤解が生じて無用な争いになったり、親族関係に不和が生じたりするおそれがあります。

例えば、遺産の分配を終えた後になってから、新しく口座が見つかったとなると、改めて相続人に実印と印鑑証明書を準備してもらう必要が生じますが、「遺産隠しではないか?」「金額は本当に正しいのか?」などと疑われてしまうおそれもあります。

今のところ、個人の財産を一覧で管理するような制度がありませんので、遺品や生前の会話などから一つ一つ調査していくしかないのですが、これはやはり大変な作業です。

私自身、こういった調査の大変さは、成年後見人に就任する際の財産調査で思い知っています。そして、誰も把握してなかった口座を発見したりすることが時々あるのもまた事実です。


相続人間の無用な争いを避けるためにも、相続手続を丁寧に進めたいという方は、ぜひご相談ください。